空の話   

2008年 02月 10日

春を感じさせる気持ちのいい空と、冬を感じずにはいられない冷たい風と今日は山の上へわんことお散歩。
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上ってみえる“遠く”は山ばかり。雪もまだ残っているみたいです。



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そして会えました、沈みゆくお日様と。

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イビサは山と山の間にあるのでお日様に会える時間が限られてしまうんです。だからいつもなら会えない時間に山に登って会う、この瞬間が好きです。“今日はさようなら” “また明日”がちゃんと言えたみたいで。


イビサで太陽に感動しました。
本当にすごいと感じました。イビサの周りにはほとんど電灯がありません。
パンを焼く早朝は真っ暗です。手探りでスイッチを見つけて電気をつけます。でも、薪が積んであるところまで電気の光は届きません。ライトを照らします。電気をつけなかったら、自分の手さえ見ることができません。“闇”です。
町で暮らすと外に出て“闇”に会うことなんてありませんでした。電灯やネオン、車のライトで溢れていましたからね。
でも、部屋を真っ暗にする闇とは違います。山の闇は電気をつけても明るいのはそこだけ。少し離れれば見えにくくなり、すぐに闇に入ります。広いはずなのに、まるで小さな箱に入ったみたいに電気が照らしている空間をうろうろ。夢中でパンをこねて、またどこまでも“闇”だった外へ。
そこであっ!と思いました。“見える”。自分の手がはっきりと、薪も外の木々たちも遠くの景色まで。でも、太陽は見えないんです。太陽は“明かり”だけ先に届けてくれました。それから何時間かたってから、朝日がさしました。眩しいほどの太陽の光です。その光に“温度”を感じました。
さっきまでそこが自分の世界だった電気の明かりも、まるで棒がただ光っているだけのようになっていました。
太陽ってすごい。屋根の下のレストランの中までみえるようになるんですよ。太陽を雲が隠しても、ちゃんと明かりだけ届けてくれるんですよ。今まで気づきもしていなかったことにすごく、すごく感動しました。



今日、プリンを作るのに卵を割ったらなんと!2レンチャンで双子でした。
明日もたくさんのことに出会いたいですね。
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by ibizablog | 2008-02-10 00:03 | IBIZA

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